大分県弁護士ゼロワン地域解消

Update:2014-03-27 15:15:01

http://www.yomiuri.co.jp/job/news/20140130-OYT8T00336.htm

大分県弁護士会は、登録弁護士が1人だけしかいなかった大分地裁竹田支部管内に、新たな弁護士事務所が開設されたことをうけ、地裁支部単位で登録弁護士がまたは1人の“弁護士ゼロワン地域”が約1年ぶりに解消されたということを発表しました。

大分県弁護士会によると、竹田市会々に事務所を開設した弁護士は、利光宏司こうじ弁護士(39)です。

熊本市出身で大分大を卒業後、社会人を経て法科大学院を修了しました。

竹田市と豊後大野市を管轄する同支部管内では昨年3月、2人いた登録弁護士のうち片方が高齢を理由に事務所を閉じたので、県内での開業を決意したということです。

利光弁護士は「間違いなくニーズを感じています。

地域の方々に寄り添って、気軽に頼ってもらえる事務所にしたい」と抱負を語ってくれました。

同弁護士会は「地裁支部の裁判官常駐や、労働審判の実施など司法の環境の充実に向けた働きかけを進めていくことが大切である」としています。

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